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サウナに興味をお持ちの方に役立つ情報をお届けします。
こちらの記事では「サウナの入浴効果と入浴方法の正しい知識」をサウナ・スパプロフェッショナルがわかりやすく解説しています。
みなさまのサ活や健康増進に役立つとうれしいです。
※サウナ・スパプロフェッショナルとは
サウナ・スパプロフェッショナル - ももとらサロンのサウナマーケティングラボ
この記事のポイント
はじめにこの記事のポイントです。
サウナの入浴効果
- 新陳代謝
- デトックス効果
- リラックス効果
サウナの入浴方法と効果がある症状
- 熱いサウナと水風呂を交互に入る「温冷交代浴」
・スポーツ疲労、肉体疲労などの回復
・肩こりや筋肉痛の緩和
・元気、活力の回復
・美容促進 - 低い温度のサウナにゆっくり入る「低温浴」
・不眠症の改善
・気疲れ、ストレスの緩和 - 熱いサウナに長めにくりかえし入り、よく汗を出す「くりかえし浴」
・肥満などの減量(落汗減量) - 熱いサウナに短時間入る「高温短時間浴」
・肩こり、腰痛
記事の信頼性
この記事は、サウナ・スパ プロフェッショナルであり、サウナのマーケティングやビジネスを研究しながら、プライベートサウナの施設づくりに取り組んでいるももとらサロンが執筆しています。
資格
- 公益社団法人日本サウナ・スパ協会サウナ・スパ プロフェッショナル
- 公益社団法人日本サウナ・スパ協会サウナ・スパ 健康アドバイザー
- マーケティング実務経験30年
- 日本マーケティング協会マーケティングマスター
- 日本環境管理協会環境管理士1級
- 教員免許社会科中学校1級高等学校2級
- 社会教育主事
くわしいプロフィールはこちら
管理人プロフィール - ももとらサロンのサウナマーケティングラボ
プライベートサウナのビジネスプランを考えてみた話【自主提案】 - ももとらサロンのサウナマーケティングラボ
サウナの活動とあわせて、メディア運営、電子書籍出版、マーケティングサービスなどスモールビジネスに取り組んでいます。
サウナ・スパ プロフェッショナルとして、サウナの文化やビジネスの振興に役立つユニークな情報を発信しています。
どうぞよろしくお願いします。
読者の声
じぶん、サウナーですけど、サウナの入浴効果や入浴方法をちゃんと調べたことはなかったですね。
たしかに。
なんとなくわかった気になってましたね。
サウナは正しい知識をもって利用すれば、より一層の健康増進効果が得られますよ。
サウナの入浴効果について
はじめにサウナが身体に与える効果を解説します。
- 新陳代謝がよくなる
サウナに入ると、血のめぐりがよくなって、身体のすみずみまで新陳代謝が活発になります。 - デトックス効果がある
乳酸などの疲労物質が汗と一緒に身体の外に排出されます。 - リラックス効果がある
上記の相乗効果でストレス解消やリフレッシュにも役立ちます。
日頃からわたしたち現代人の身体は、夏は冷房、冬は暖房と甘やかされていて、自然の温度変化に触れ合うことが少ないため、温度変化に鈍くなり、季節の変わり目に風邪をひきやすくなったり、夏バテ、夏やせ、熱中症などになりやすくなっています。
この温度変化に対する人間の身体のもつ本来の機能を呼び覚ますのが、サウナと水風呂や外気浴などの交代浴のです。
汗をかいて痩せるだけじゃなかったんですね。
わたしはストレス解消ですね。
サウナの利用目的について、日本サウナ・スパ協会の調べたところ、「疲労回復」、「肥満対策」、「ストレス解消や休養」が多いそうです。
サウナの入浴方法について
続いて、サウナの基本的な入浴方法を解説します。
- サウナ入浴の前に次の3点が大切です。
1.汗を吸収するための清潔なタオルを用意しておきましょう。
2.リラックスできるだけの時間を用意しましょう。
3.笑顔で楽しく入浴するようにこころがけましょう。サウナの入浴効果を高めるためには楽しい気分でリラックスすることがよいと言われています。 - サウナ入浴に関わる「諸警告」を守りましょう。
1.泥酔状態で入浴することは危険であり入浴事故を起こす恐れがあるので、絶対にやめましょう。
2.金属のネックレスやブレスレットなどを付けたまま入浴すると、火傷の危険がありますので、注意しましょう。
3.食後、満腹状態での入浴は避け、1~2時間食休みしてから入浴するようにしましょう。
4.過度に疲れていたり、興奮しているときは入浴前に休憩をとり、体調を落ちつかせてから入浴するようにしましょう。
入浴マナーは大事ですからね。
- シャワーを頭から浴び、全身をよく洗い、そのあとよく拭いてからサウナ室に入ります。
※サウナの場合、身体が濡れたまま入ると、水分の蒸発熱で身体が冷やされ、汗が出にくくなります。水分をよく拭きとってから入ることで発汗がスムーズになります。 - サウナに入ったら身体も心もリラックスしましょう。
サウナの室内は上段ベンチに腰掛けている場合だと、足元は約70℃、腰のあたりは約80℃、顔のあたりは約90℃ぐらいとなります。
- ロウリュやアウフグース、熱波で新陳代謝を高めましょう。
ロウリュはフィンランド語で、ヒーターに積まれたサウナストーンにアロマオイルやエッセンスを含めた水などをかけ蒸気を発生させます。
アウフグースはドイツ語でロウリュと同じ行為を意味します。
熱波はスタッフがタオルを振って、蒸気を送ったり発散させたりするものです。
ロウリュと熱波はこちらの動画がわかりやすいですよ。
- 一般的な入浴時間は8分から12分が最適です。
初心者や体調に自信がない方は少し短くして自分にあった時間で入浴しましょう。
発汗は個人差や体調などにより変わりますが、10分から長くて15分で充分です。
長時間入浴するとかえって疲労するとも言われています。 - サウナを出たら、「足に水をかける」、「シャワーを浴びる」、「汗を流して水風呂に入る」、「外気浴する」などを行います。
水風呂はたいてい17℃ぐらいで設定されています。
寒気を感じるまで入る必要はありません。
気分よく身体が冷えたら、水風呂を出て、またサウナに入ります。
「サウナ」と「水風呂」の往復を3回ぐらいくりかえすことが標準的な入浴方法と言われています。
また、サウナを出てから、湯につかるのは、心臓に負担がかかるので避けた方がよいと言われています。 - 最後に、シャワーで身体を洗い流し、全身をよく拭きとります。
この身体の温まった状態で、マッサージや指圧などのボディケアを受けると効果的です。
また、水分を十分に補給し、湯冷めしないように30分ほど安静にして休養します。
サウナでは大量の水分、ビタミン、ナトリウムなどが排出されます。
ビタミンなどを含んだ機能系飲料で積極的に補給するようにしましょう。 - サウナとセットでツボケアをすると、さらに健康増進効果が高めることができます。
サウナとツボケアには、疲労回復、リラクゼーション、運動機能の増進、精神の安定などさまざまな効果があります。
くわしくはこちらの記事をごらんください。
「手軽にできるサウナのツボケア20選」と「具体的なツボケアの方法」について、サウナ・スパ健康アドバイザーがわかりやすく解説しています。
なるほど。
これが基本の入浴方法なんですね。
サウナでどっちが長く入っていられるか我慢大会するのはやめましょう(笑)
主な症状別のサウナ入浴方法
続いて主な症状別のサウナ入浴方法を解説します。
症状①
- スポーツ疲労、肉体疲労などの回復
- 肩こりや筋肉痛の緩和
- 元気、活力の回復
- 美容促進
入浴方法
熱いサウナと水風呂を交互に入る「温冷交代浴」がよく効きます。
- 熱めのサウナに8分から12分入る(90℃、サウナ上段)
- サウナに入った後に水風呂や冷水シャワーで身体を冷やす。
- しばらく休憩をとる。
- これを2から3回くりかえす。
- 最後に水分補給して30分ほど休憩する。
症状②
- 不眠症の改善
- 気疲れ、ストレスの緩和
入浴方法
低い温度のサウナにゆっくり入る「低温浴」がよく効きます。
- サウナ室の低いところに座り15分から20分ほど入る(70℃、サウナ下段)
- サウナから出たら足に2から3杯の水をかけ、湯冷めしないように注意する。
- 20分から30分ゆっくり休憩をとる。
症状③
- 肥満などの減量(落汗減量)
入浴方法
熱いサウナに長めにくりかえし入り、よく汗を出す「くりかえし浴」がよく効きます。
- まず風呂でよく温まる。
- サウナ室の高いところに座り10分から15分ほど入る(90℃、サウナ上段)
- 休憩をとる。
- サウナ室の高いところに座り8分から12分ほど入る(90℃、サウナ上段)
- 休憩をとる。
- サウナ室の高いところに座り6分から10分ほど入る(90℃、サウナ上段)
- 休憩をとる。
- サウナ室の高いところに座り3分から7分ほど入る(90℃、サウナ上段)
- 休憩をとる。
※時間は適宜調整してください。
わたしはこれだ。
症状④
- 肩こり、腰痛
入浴方法
熱いサウナに短時間入る「高温短時間浴」がよく効きます。
※皮膚への熱い温度刺激で神経調整能力を高めます。
- シャワーを浴びる
- サウナ室の高いところに座り8分ほど入る(90℃、サウナ上段)
- 休憩をとる。
サウナ入浴のルール&マナー
最後に、必ず守っていただきたいサウナ入浴のルールとマナーを解説します。
サウナ入浴のルールとマナーの主なものは次のようなものがあります。
利用者全員で気持ちよく利用することができるよう、必ず守るようにしましょう。
- 湯舟に入る前にはかけ湯をして、手足や陰部などの汚れの多い部分を清潔に洗い流してから入るようにしましょう。
- 特別に許可された場合を除いて、水着やバスタオルを着けたまま入浴することはできません。
- 髪の毛やタオルは湯舟に浸けないようにしましょう。
- 浴室を汚さないように注意しましょう。
- 浴場から上がるときは全身をよく拭いてから脱衣室にいきましょう。
- 伝染性の疾病がある方は入浴できません。
まとめ【サウナの入浴効果と入浴方法】
サウナ・スパプロフェッショナルの知見をベースに、サウナの入浴効果と入浴方法についてくわしく解説させていただきました。
いかがでしたでしょうか?
これまで何も考えずに入浴していましたが、正しい方法がよくわかりました。
目的にあわせて入浴方法を変えていくのもおもしろいですよね。
おわりに、サウナの入浴効果と入浴方法についてまとめます。
サウナの入浴効果
- 新陳代謝
- デトックス効果
- リラックス効果
サウナの入浴方法と効果がある症状
- 熱いサウナと水風呂を交互に入る「温冷交代浴」
・スポーツ疲労、肉体疲労などの回復
・肩こりや筋肉痛の緩和
・元気、活力の回復
・美容促進 - 低い温度のサウナにゆっくり入る「低温浴」
・不眠症の改善
・気疲れ、ストレスの緩和 - 熱いサウナに長めにくりかえし入り、よく汗を出す「くりかえし浴」
・肥満などの減量(落汗減量) - 熱いサウナに短時間入る「高温短時間浴」
・肩こり、腰痛
ももとらサロンのサウナマーケティングラボでは、サ活やサウナのマーケティングを研究し、ユニークな情報を発信をしていきます。
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【サウナのツボケア20選】【ツボケアの方法】サウナ・スパ健康アドバイザーが解説! - ももとらサロンのサウナマーケティングラボ
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