ももとらサロン

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【中小企業とBPO】課題設定と課題解決の方向性を導き出す方法【プランニング演習】

課題設定と課題解決の方向性

こちらは「【連載企画】すぐ使えるマーケティング実務ノウハウ20選」の8回目の記事です。

連載企画の概要についてはこちらをご覧ください。

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今回は課題設定と課題解決方法について、プランニング演習方式で解説していきたいと思います。
題材は「中小企業とBPO」。
とあるご縁でBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)について関わる機会がありいろいろと情報を蓄積することができましたので、その還元も含て進めていきたいと思います。

今回の記事内容をかんたんにまとめると「中小企業が庶務を外注して本業に専念するための課題とその解決策」について考えるということです。
「仕事を楽ちんにしていく話」ですね。

こんな調子でお話すると「BtoBの小難しいお話は私に関係ありません」と構えられてしまいそうですが、そこは「ももとらサロン」、楽しく&わかりやすく進めていきます。
マーケティングノウハウを学びたい方はもちろん、中小企業の経営幹部の皆様にもお読みいただきたいと思います。
どうぞ、最後までご覧ください。

この記事の進行キャラクター

今回もいつもの4キャラで楽しく進行していきます。

進行キャラクターの解説画像

どうぞよろしくお願いいたします。

記事の信頼性

この記事は実務経験30年のベテランマーケターで、広告代理店のマーケティング部長を務め、現在はマーケターとサーフボード工場経営の二刀流で活動している「ももとら」が執筆しています。

筆者プロフィール解説画像
若手社員向けのマーケティング研修も担当してきましたので、初心者の方にもわかりやすくお伝えできると思います。

この記事でお伝えしたいこと

  • 中小企業を取り巻く経営効率化の課題とその解決の方向性についてプランニング演習方式で解説します。
    課題設定の考え方やテンプレートとその活用方法を習得することができます。
  • 経営効率化の秘策「BPO」で「仕事を楽にする方法」をわかりやすく解説し、
    コロナ禍が終息に向かう現在におすすめなBPOサービスを紹介します。

読者の声

新人マーケターのサイです。
今回は課題設定の演習ですね。
よろしくお願いします。

サイの先輩のシカです。
父親が中小企業の社長をやっているので連れてきました。
一緒にレクチャーを受けたいと思います。

シカの父です。
シカ食品産業という飲食の中小企業を経営してます。
コロナ禍の制限も全面解除になったので、これから本業に力を入れていきたいと考えています。

シカ社長、わざわざのご参加ありがとうございます。
中小企業経営の課題設定と解決方法の提案として「BPO」を取り上げていきます。
どうぞ最後までご覧ください。

中小企業の経営環境について

まずはこちらのグラフをご覧ください。
中小企業庁委託で実施された「小規模事業者の業績向上に向けた取り組み等に関する調査(2016年12月 n=1,926)」から、小規模事業者の経営課題について回答された結果が確認できます。
 

中小企業の経営課題解説グラフ
コロナ禍が終息に向かっている現時点から類推すると多少のブレがあるとは思いますが、全体的な傾向は概ね同じ状況と考えられます。

コロナ禍で長く休業した関係で、これから巻き返しを図らないといけないので、新たなお客様の獲得と既存のお客様の呼び戻しが最重要な課題ですね。

業務効率化やITの利活用についてはいかがですか?

それも大事ですが、それよりも売上拡大に集中したいですね。

はい、まさに今回の論点はそこになります。
ITで業務効率化を促進して、本業に取り組む時間と熱量を増やしましょうというお話です。
早速、課題設定を始めましょう。

課題設定のテンプレート TAPS

こちらはTAPSと呼ばれる課題設定のテンプレートです。
 

課題設定テンプレートTAPS解説画像

さぁ、これを一緒に埋めていきましょう。

まずは、営業に全力を傾けたい。
そして削減できるモノはどんどん削減して効率化を進めたい・・・(早送り)

で、出来上がったTAPSがこちらです。

課題設定と解決の方向性

TAPS演習版解説画像

あっと言う間に課題が見えてきましたね。

課題は営業やマーケティング以外の業務効率化。
うちは特に人事労務関連がターゲットだね。

課題解決に向けた業務アップデートの考え方をまとめてみました。
下の図をご覧ください。

業務構造のアップデート解説画像

そうです。
これがやりたかったんですよ。

BPOサービスの現況

ここでBPOのサービスについてどんなモノがあるのか見てみましょう。
 

リモートテックサービスカオスマップ引用画像
こちらはCAMELOS㈱が発表している「リモートテック カオスマップ2021年度版」から引用しています。

参入しているサービスの数もすごい状況ですね。

さらにシンプルに考えるためにバックオフィスのジャンルを抜粋したものがこちらです。

バックオフィスサービスカオスマップ抜粋版画像
 まだまだカオスな感じなので、代表的なサービスでポジショニングマップを作成してみました。

課題解決策 BPOサービスの選定

BPOサービスポジショニングマップ解説画像
サービスのポジショニング環境の概況を解説します。
まず、特化型でセルフオペレーションの領域にポジションを持つサービスが多くなっています。
これらは経理とか勤怠などのバックオフィス業務を部分的に切り出して支援するソフトウェアをクラウドで提供するタイプです。
MoneyForwardクラウド、ジョブカン、楽々清算、弥生会計などが該当します。
主に個人事業主や小規模企業向けですね。
メリットは無料で利用できる部分もありつつ、有料サービスで相応の事務処理をこなすことができるという点です。
デメリットは経営者や従業員が自らの稼働を割いてデータ入力などのオペレーションをする必要がある点です。

手軽で便利だけど内製稼働は必要ということですね。

はい。ここではマネーフォワードクラウドを紹介させていただきます。

またこれらのクラウドサービスを特化型から複合型(バックオフィスの様々な業務を横断してサポート)するタイプも登場しています。  
freee(クラウド会計/人事労務/会社設立/開業)やSmartHRなどが該当します。
特化型サービスをワンパッケージにしたことで使い勝手が向上しています。
ここではfreeeを紹介させていただきます。

なるほど、これはこれで良さそうですね。
これも内製稼働は必要ということですね。

はい。
そして、今回のシカ社長のニーズに一番マッチしているのが、次にご紹介するBPOの複合型アウトソーシングサービスです。

シカ社長へのおススメはRemobaのオンラインのアウトソーシングサービスです。

remoba.biz依頼したいバックオフィス業務を、労務の専門知識と実務経験が豊富なオンラインプロワーカーがリモートで代行します。
従業員の内製稼働も削減できますし、総務や経理などのオーバーヘッド部門の労務業務を効率化することができます。
対応ジャンルは勤怠管理から給与計算、入社手続き、退社手続きで、また導入済のSmartHRやジョブカンなどのサービスとの組み合わせた労務体制の構築や顧問社労士とのやりとりも依頼することができます。
以下にRemobaのサービスをいくつか紹介させていただきますので、詳しくは資料請求などしてみてください。

イメージしていたのはこれですね。
早速、問い合わせしてみます。

まとめ

ここまで「中小企業とBPO」を題材として、TAPSを活用した課題設定を切り口に課題解決のソリューションを導き出してきました。

課題設定ってもっと難解はものだと思っていましたが、フレームワークやテンプレートを使うと以外とかんたんにできるものですね。

そうですね。
他にも実務で役に立つテンプレートを以下の記事で紹介しています。
ぜひいろんなシーンで活用してみてください。

momotorasalon.com

これまで悩んでいた業務のアップデートについて良いアドバイスをいただきました。
いろいろ問い合わせしてみて業務効率化を進めていきたいと思います。

特にコロナ禍が終息に向かい出した現状においては、より本業の営業やマーケティングに注力してビジネスのV字回復の初速を付ける戦略をお勧めしています。
ビジネスの諸状況を踏まえて検討していただければうれしいです。

BPOに関するわかりやすい書籍もあわせて紹介しておきます。

今回の記事ご覧になり、マーケティングに関する質問やご相談などがある方はぜひご相談ください。
マーケティングについてはももとらがバックアップさせていただきます。

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いかがでしたでしょうか。
ももとらサロンではこれからも「マーケティングスキルの向上や実務で役立つマーケティングノウハウ」に関する情報を発信していきます。

次回の記事では「マーケティングのコンセプトメイク」を取り上げたいと思います。

記事を公開した際は「ももとらサロン」のツイッターでも発信しますので、ぜひフォローをお願いたします。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。